旅行会社の事情.txt>予約業務情報、二重予約編

予約業務その３、二重予約

ゴールデンウィークやお盆、夏休み、年始年末などの混み合う時期になかなか飛行機の席がとれなくて、

お客様はあちらこちらの旅行会社に問い合わせをし、キャンセル待ちの予約を入れたりするものです。

この場合、航空会社では同じお客様からいくつかの旅行会社を通して入っている予約を見て、各旅行会社に確認をしてきます。

「○○様の予約がデュープ（二重予約）になっていますが、チケットは発券予定ですか？

または予約金などは支払われていますか？」などと聞かれます。

混雑期では航空会社もお客様の予約状況を早めに確認し、空席状況を確実にしたいからです。

ここで、二重に予約を取られているお客様に連絡をし、どちらの旅行会社を使って旅行に行かれるのは決めてもらうように促します。

それでも、お客様が予約を１つに絞らない場合は、座席が取れている場合でも全ての予約がキャンセルになってしまいます。

この場合、お客様はどちらの旅行会社の予約を使うか迷いますので、ここが勝負です。

日頃から航空会社とのやり取りが大事になります。

航空会社に「このお客様は弊社の予約に絞られました」「ホテルなどの手配は確保済みなのです」などと

お客様の旅行の意思が強い事をアピールします。

担当者にうまく伝われば、座席調整で席があいたときに席を確保してもらえます。