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キャンセル待ちの裏話

お客様から頂いた予約がキャンセル待ちの場合、航空会社にプッシュすることができます。

プッシュとは航空会社に電話をしてお客様の名前、便名、日付を伝えて「プッシュをお願いします」と伝えることです。

その他に理由があれば伝えましょう。

例えば、「ツアーなのですが、ランド（地上手配：ホテルや観光）はすべてOKでエアー待ちなんです」などと伝えましょう。

プッシュをしたから席が取れるという保証はありませんが、この席をどうしても取りたいという気持ちは伝わります。

このときに、それぞれの旅行会社によって、航空会社との相性があります。

例えば…

うちはA航空には強いが、Bエアラインには弱い、などです。

私の経験では、自社の社長がA航空会社の社長と仲がいい、

C航空は自社からたくさんのお客様を飛ばしているので一目置かれている、ということでした。

ですから、A航空とC航空のキャンセル待ちを持っているときは比較的お客様にも

「数日で動きがでてくると思いますのでお待ちください」などと前向きの回答がしやすくなります。

しかしBエアラインには弱いので、

お客様には「非常に難しい席になってきますので他の日程でも予約をいれましょう」などと促していました。

他の日程で予約を入れる際には、同じ航空会社利用で、同じ記録に第一希望○日（キャンセル待ち）

第二希望○日（予約OK）といれておけばデュープにならずにすみます。